ハローワークでネイリストの職業訓練コースは、基礎であるケアからサロンワークで通用する長さだしやマシンなどの応用技術まで、ネイリストの証である検定試験までの内容を習得し、即戦力として活躍できるネイリストを育成することなどを訓練目標に実施されます。JNECネイリスト技能検定試験や、JNAジェルネイル技能検定を目指します。
ハローワークのネイルコース・ネイリスト養成科の職業訓練
ネイリストマスター養成科
訓練目標
ネイルの基礎知識・ジェルネイルの基礎知識・応用、接客時に必要な対応力・接客マナーまで学び、サロンワークで即戦力として活躍できる人材を目指します。
ネイル・ジェルネイル・スカルプ・3Dアート・接客、ネイリストに必要な全ての技術を学び、サロンで主流のジェルネイルの活用に加え、スカルプ・3Dアートスキルの習得で、「幅広い技術を習得した新人ネイリスト」になることを目標としています。
訓練内容
ネイル理論
ネイルの歴史、カットスタイル、ネイルの道具、ネイルの技術体系、爪の構造と働き、皮膚科学、生理解剖学、爪と皮膚の病気とトラブル
色彩学
色彩理論(基礎・応用・配色)、カラーコーディネーション、パーソナルカラー
アロマテラピー理論
アロマテラピー利用法、精油の基礎知識
サロン接客理論
サロンの受付応対、接客時に必要な対応力
ケア・カラー
ファイリング、テーブルセット、キューティクルクリーン、ポリッシュオン・オフ、ハンドトリートメント
アート
ポリッシュアート、フラットアート、チップアート
フット
フットケア・角質除去、フットジェル・フットジェルアート
ジェル基礎
プレパレーション、ジェル塗布、ジェル除去、マシーンオフ、マシーンプレパレーション
ジェルアート
ピーコック、タイダイ、マーブル、アニマル、チェック、フラワー、ストーンアート、ジェルチップアート
ジェルベースアート
ジェルフレンチ、変形フレンチ、ラメグラデーション、カラーグラデーション
イクステンション
チップラップ、リペア、ナチュラルスカルプチュア、ジェルスカルプチュア、チップオーバーレイ
アクリルアート
3Dアート、エンボスアート
トータルテクニック演習
電話対応、カウンセリング
サロンワーク演習
サロンワークロールプレイング(接客時に必要な対応力やマナーを用いて入店から退店まで)
ネイリスト科
訓練目標
ネイルの基礎からケアカラー、ネイルアート、ジェルネイル、スカルプチュアに至るまで専門知識、専門技術の習得を相モデル等を通じて実践的に学び、さらに美容関連業務に従事する為に必要なビジネス知識及び接客技術などを習得します。
ネイリスト育成科
訓練目標
ネイルサロンに就職するために必要な、ネイル検定取得の内容(学科・実技)とケアカラー、ジェル、マシン操作、顧客対応、WEB予約操作などの知識や技術を学びます。
ネイリストの資格(JNECネイリスト技能検定試験・JNAジェルネイル技能検定)
JNECネイリスト技能検定試験は、公益財団法人「日本ネイリスト検定試験センター」が主催する、「正しいネイリストの技術や知識の向上」を目的とした検定試験です。ネイリスト検定は3級から1級まであり、一番難易度の低いネイリスト検定3級試験では「ネイリストの基礎」が問われます。
JNAジェルネイル技能検定は、NPO法人日本ネイリスト検定試験センターが主催する、「正しいネイリストの技術や知識の向上」を目的とした検定試験です。
難易度は1級から3級まであり、1級は「トップレベルのネイリスト」、2級は「サロンワークで通用するスキル」、3級は「ネイリストの基礎」を基準に採点されます。
「将来的に1級・2級の取得を目指したい」場合、まずは登竜門である「ネイリスト技能検定3級」をクリアする必要があり、サロン就職には2級以上が必要だと言われています。
資格取得後のネイリストの就職先
ネイリストの資格取得者の就職先は、民間経営のネイルサロンだけではなく、ネイルメニューを取り入れている美容院やエステティックサロン、結婚式場なども就職先として挙げられます。
ネイリストとしての経験を積み、さらに講師の資格を取得し、ネイルスクールの先生になる方や、最近では、家事・育児と仕事を両立させたいという女性が「ホームサロン」を開業するケースも増えています。
ハローワークの職業訓練コース
ハローワークの職業訓練は、各都道府県の県庁所在地を中心に、都道府県内の各所で開講しています。申し込みは住所地を管轄するハローワーク職業相談窓口ですが、通学やオンライン受講ができるのであればどのエリアの訓練コースにも応募可能です。(県外のコースに応募することもできます。)
ものづくり関係の職業訓練を実施している独立行政法人運営のポリテクセンターや、都道府県立の職業訓練校の他に、パソコン事務系(簿記・パソコン・WEBデザイン・プログラミング)・医療事務系・介護事務系・ネイル美容系などのコースは民間委託校で実施している都道府県が多いです。
公共職業訓練(民間委託訓練)・求職者支援訓練(労働局委託の民間教育機関訓練)
また、民間委託も、都道府県からの委託を「公共職業訓練(民間委託訓練)」、各労働局からの委託を「求職者支援訓練(労働局委託の民間教育機関訓練)」となっている都道府県が多いです。
東京都では、東京都立職業能力開発センター(飯田橋・品川・大田・足立・台東・府中・八王子など)の職業訓練校が充実しており、東京労働局の「求職者支援訓練」(民間教育機関)は、自治体規模の割には少なめですが、求人需要の高い「WEBデザイナー」や「ゲームクリエイター」などのIT分野の訓練が充実していたりします。
また、神奈川県では、神奈川県立職業技術校かなテクカレッジ(東部・西部)の他に、横浜市中央職業訓練校という市立の職業訓練校があり、横浜市内の職業訓練を充実させています。
長期高度人材育成コース(保育士養成科などの2年間訓練)
ハローワークの長期高度人材育成コース(2年間訓練)は、4月から2年間のコースがあります。
介護福祉士養成科・保育士養成科・栄養士養成科などの実施があります。
東京都では、介護福祉士養成科・保育士養成科の他に、アプリWeb 制作学科・ゲームクリエイター学科・電子応用工学科・Web 動画クリエイター科・バイオテクノロジー科・環境テクノロジー科・歯科技工士(CAD デザイナー)科・言語聴覚士養成科・言語聴覚療法学科・言語聴覚士養成学科・税理士科・栄養士科・栄養科・パティシエカフェ科・カフェビジネス科・調理総合本科・調理師科・パーソナルトレーナー科・コスメビューティ科・ヘアメイクビューティ科の募集があります。
神奈川県では、介護福祉士、保育士、美容師、調理師、デジタル、医療秘書科、ジュエリー&アクセサリー科、国際ビジネス学科等の募集があります。
職業訓練と雇用保険の失業給付(基本手当・受講手当・通所手当)
基本手当とは
雇用保険の被保険者の方が離職し、失業中の生活を心配しないで、新しい仕事を探し、1日も早く再就職するために支給されるものです。雇用保険の一般被保険者に対する求職者給付の基本手当の所定給付日数(基本手当の支給を受けることができる日数)は、受給資格に係る離職の日における年齢、雇用保険の被保険者であった期間及び離職の理由などによって決定され、90日~360日の間でそれぞれ決められます。
受給期間の延長とは
失業保険をもらっている期間中にハローワークから紹介され公共職業訓練を受講すると失業保険(雇用保険)の受給期間は延長されます。原則として所定給付期間日数の2/3の受給日数を受け終わるまでに訓練を開始しないと訓練給付延長は受けられません
この訓練延長給付は、以下の3つの期間に適用されます。
- 訓練などを受けるために待機している期間
- 訓練などを受講している期間(最長で2年)
- 訓練などの終了後に再就職が困難な期間(最長30日)
職業訓練は3カ月、6カ月のコースが多く設定されていますが、若年層向けのコースには1年または2年間受講するコースも開設されています。この制度を上手に利用すると、本来の所定給付日数が90日しかない人も元の日数に加えて職業訓練を受給する期間分だけ支給日数が延長されることになります。
受講手当とは
受講手当は、受給資格者が公共職業安定所長の指示した公共職業訓練等を受ける場合に支給されます。支給の対象となるのは、基本手当の支給の対象となる日のうち公共職業訓練等を受けた日です。
受講手当の日額は500円です。受講手当の上限額は20,000円です。
通所手当とは
通所手当は、受給資格者の住所又は居所から公共職業訓練等を行う施設へ通所するために交通機関、自動車等を利用する場合に支給されます。
通所手当の月額は通所方法によりますが、最高42,500円までです。
支給対象にならない日がある月については日割により減額して支給されます。
求職者支援訓練も対象に
雇用保険の受給資格者に対して公共職業安定所長が受講を指示する公共職業訓練等の対象に「求職者支援訓練」が追加されました。
これによって、雇用保険の受給資格者が求職者支援訓練の受講を開始する場合、訓練実施期間中に訓練延長給付(受給期間の延長)及び技能習得手当等(受講手当・通所手当)を受給することができるようになりました。
*求職者支援訓練は、雇用保険を受給できない方を主な対象とした各労働局が民間委託などで実施する職業訓練です。
都道府県別のネイリストコースの職業訓練
開講あり
開講未定
