沖縄県でCADオペレーターコースの職業訓練

沖縄県でCADオペレーターコースの職業訓練では、ポリテクセンター沖縄(沖縄県中頭郡北谷町字吉原728番地の6)の建築CAD住宅リフォーム技術科で、住宅の法規・構造および図面を理解し、コンピュータを利用した文書・図面の作成や、住宅の構造部材の加工・組立およびリフォーム施工ができるようになります。

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住宅リフォーム技術科(ポリテクセンター沖縄)

訓練では、住宅の構造や法規等の基本知識、パソコン活用技術や建築図面作成技術などを習得します。
また、建築構造理解として、木工事をベースとした模擬家屋実習を行い、施工法を習得します。
基礎知識+施工法の実習を通じて学んだ要素を軸にインテリア設計などの分野に携わる人材を育成します。

訓練内容(学科と実技)

1.「住宅構造・法規と積算」

建築の基礎知識を習得します。
法規・積算・構造など、建築を学ぶ上で大切な要素を習得します。また、前提知識を踏まえ、図面の読図と手描き製図の技術・技能を身に付けます。

2.「建築図面作成技術(2次元CAD)」

建築図面を建築CADソフトで作成します。
CADソフトとは、パソコン上で図面等を作成するソフトのことで、現在ほとんどの建築図面はこれで作成されています。手描きと比べて誰にでも同じ出来栄えで作図が出来ます。

3.「色彩インテリア計画」

インテリア関係の知識を習得します。
室内におけるカラーやデザインについて技術・技能を学び、住宅計画やインテリア設計などを深く追求していきます。また、インテリアボード等を作成し、プレゼンテーションをします。

4.「木造建築基礎」

座学と実技を交えて、木造建築物の構造、図面の読図を習得します。
また実技では、木加工基礎として手工具の使用方法も習得します。

5.「内装施工及び建築3次元シミュレーション」

模擬家屋を用いて内装施工(床、壁、天井)と塗装について習得します。
後半は3次元CADや画像編集ソフトの利用技術を習得します。

6.「改修提案及びプレゼンテーション」

各自での住宅のモデル設計及びプレゼンテーション技術を習得します。
3.「色彩インテリア計画」とは異なり、ここでは住宅全体の提案について学びます。

訓練により取得可能な資格

建築積算士補(公益社団法人建築積算協会)

建築積算士とは、建築物の設計図書等に基づき、建築数量基準等を中心とした適正な積算技術により、数量調書の作成及び工事費の算定並びにこれらに附帯する業務に関する知識及び技術を公益社団法人建築積算協会が認定する資格のことです。
沖縄県等発注の公共建築工事において、積算業務担当者は、建築積算士もしくはその上位資格である建築コスト管理士でなくてはならなしとされており、建設業界では認知されている資格です。ポリテクセンターは建築積算士補認定校となっており、訓練を受講し、資格認定試験に合格すると建築積算士補として登録することができ、建築積算士試験の一次試験が免除されます。

ポリテクセンター沖縄(中頭郡北谷町)

ポリテクセンター沖縄では、求職者の方(主に雇用保険を受給されている方)を対象に、地域企業の人材ニーズに即した訓練カリキュラムによるものづくり分野に関する専門的技能・知識を習得するための6ヶ月又は7ヶ月の職業訓練を行っています。
求職者の方は、就職に必要な実践的技能・知識について、基礎から応用まで学ぶことができます。

ポリテクセンター沖縄
〒904-0105 沖縄県中頭郡北谷町字吉原728番地の6
https://www3.jeed.go.jp/okinawa/poly/

住空間デザイン科

住宅の構造や住空間(インテリア、室内環境、福祉住環境等)の基本知識、2次元CADソフトを使用した住宅図面作成技術や3次元CADソフトを使用したBIMモデル作成技術、プレゼンテーションスキルなどを習得します。また、住空間の理解を深めるため、内装施工実習や照明器具・衛生器具・手すりの取り付け実習も行います。

建築施工技術科

住宅の構造や法規等の基本知識、パソコンを利用した文書・建築図面の作成技術等を習得し、木工事と各種建築施工(タイル・塗装・鉄筋・型枠施工)の施工法とそれに関わる知識、小型移動式クレーン運転・玉掛け技能などの建築資材の搬入に必要な技能・技術と関連知識を習得します。

沖縄県の職業訓練コース

沖縄県の職業訓練は、那覇市を中心に、沖縄市・宜野湾市・うるま市・石垣市などでも一部開講しています。申し込みは住所地を管轄するハローワーク職業相談窓口ですが、通学ができるのであればどのエリアの訓練コースにも応募可能です。(県外のコースに応募することもできます。)

ものづくり系のコースは、県立の職業訓練校(沖縄県立職業能力開発校)では、1年、2年のコースで4月入校(2月募集)となり、独立行政法人の職業訓練校(ポリテクセンター沖縄)が、2ヶ月前から募集が始まり、1ヶ月前に選考があります。

公共職業訓練(沖縄県立職業能力開発校など)の募集

沖縄県立職業能力開発校では、1年、2年のコースで4月入校(2月募集)となります。

高校新卒対象のA日程は10月の募集で、求職者も対象になるB日程は2月の募集になります。

高校新卒者の募集人数は、普通課程10名程度、短期課程20名定員の科は6名程度、短期課程10名定員の科は3名程度で、定員からA日程選考試験の合格者を除いた人数がB日程の募集人数になります。

公共職業訓練(ポリテクセンター沖縄)の募集

ポリテクセンター沖縄では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、1ヶ月前ぐらいに選考があります。申込み期間中に、説明会もありますので、説明会にも参加しましょう。

沖縄県の職業訓練校(民間委託校と公立職業訓練校)

【施設内職業訓練】沖縄県・那覇の職業訓練では、県立の職業訓練校が2施設、独立行政法人運営のポリテクセンターが1施設あり、電気設備・金属加工など、ものづくり関係の職業訓練はそれらの施設内訓練で実施されています。

【委託職業訓練】沖縄県立の職業訓練校である職業能力開発校の各校が、それぞれの地域で介護、経理事務、IT、WEBデザインなどの訓練を民間教育機関に委託して実施しています。【長期人材育成訓練】2年間の長期高度人材育成訓練では、介護福祉士養成科とを保育士養成科を実施しています。

【求職者支援訓練】沖縄労働局(厚生労働省)では、雇用保険を受給できない方を主な対象とした「求職者支援訓練」(民間教育機関)を介護、医療事務、WEBデザインなどの分野を中心に実施しています。エステティシャン・アロマセラピスト養成科・ネイルクリエイター養成科・リラクゼーションセラピスト養成科など地域の求人需要に適した訓練を実施しています。